B-Future News 2018年1月号

あけましておめでとうございます

昨年は格別の御厚情を賜り厚く御礼を申し上げます
本年が皆様にとりまして幸多き年となりますようお祈り申し上げます
本年も何卒よろしくお願い申し上げます

フロアケアとは?

フロアケアとは床の表面を、様々な清掃方法、フィニッシュの再塗布、もしくは修復工程を通して保つ行為のことをいいます。フロアケアは床材を設置してからスタートし、その床材を取り換えるまで続きます。フロアケアは要するに、施設内に損害を与える汚れの量をコントロールする能力、ということになります。汚れが減れば、汚れが原因となる損害の件数も減らすことが出来るのです。ゆえに、施設の汚れの量を減らしたりコントロールしたりすることは、どの施設でも、床の外観を高めることにもつながるのです。

フロアケア計画は、この目標を達成するために立てるのです。フロアケア計画を決定する基準は、お客様が期待している最終的な結果によって導き出されます。お客様側はどの程度床の保護をするのか、そのレベルを決めるため、環境(地理的環境と内部環境の両方)、交通量(人の往来頻度)を必ず考慮に入れるでしょう。また、作業の質に影響する可能性がある時間や予算、混雑度(物理的、空間的、スタッフの人数)のことも考慮に入れて考えるでしょう。その上で必要とされる(床の)保護レベルが決まります。また、どういうサービス手順で進めるのか、そのサービス手順が完了するのにかかる時間はどれくらいになるのか、長期的なサービスの頻度についても決定します。
利用するケミカルですが、一般的なケミカルシステムは、これらの5つの要素から構成されます。

  1. フロアポリッシュ(フロアフィニッシュ)
  2. 乾いた微粒子状物質の除去システム、安全な日常使用のための中性洗剤
  3. 日常メンテナンスのための修復剤もしくは調整剤(コンディショナー)
  4. 定期サービスに使う多目的洗剤
  5. フロアケアサイクルで最後に来るポリッシュ除去のための剥離用ケミカル

フロアポリッシュは市場に何百もあります。ゆえにその中から1つを選ぶのはなかなか難しいことです。考慮すべき要素は、耐久性、外観、柔軟性、そしてコストです。耐久性は、人の往来に対しどれくらいポリッシュが持ちこたえるかで決まります。外観は光沢がないマットタイプ、光沢があるグロスタイプ、高光沢のハイグロスという風に説明されます。柔軟性はポリッシュがバフィング、高速もしくは超高速バーニッシングに対し、どう反応するのかを意味します。また、清掃現場の予算にあったコストの商品で適切な物はどれか検討します。

ミニ展示会&講習会に出展・参加します
『誰もができる石材・フローリングメンテナンス』

平成30年2月6日(火)
(一社)大阪ビルメンテナンス協会主催

開催時間および場所等は追って弊社ホームページでお知らせします。

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