より賢く働くには

近年政府が『働き方改革』を掲げ、従来の長時間労働から、効率的で生産性の高い労働への転換を目指しています。労働力人口が減少していく中、無駄をなくし、業務に付加価値をつけ、働きに見合った収益を追求することが重要ですね。そのヒントとなる文章を見付けましたので、引用します。

(ウェブサイトCleanlink 『Tips To Defend Cleaning Costs』を翻訳、引用しました。)

===引用ここから===

清掃コストを死守するコツ

ある読者からのお便りである。「ある会社でちょうど仕事を始めたところです。この会社では昔から結んでいる契約があって、何度か契約が更新されたことがあるそうです。新しい経理マネジャー曰く、現在の料金の適正化を図りたいとのこと。助言を頂けましたら幸いです。」

まず、新たなポジションに就いたことと、このお客様と15年以上にわたり契約を結び、定期的に価格を上げてもらえていることに対し、祝意を表したい。今となっては現在の価格が決まった経緯について知る人は、御社にもお客様側にも残念ながらいないそうだ。古いデータや書類を処分したため、もともとどのような積算プロセスを踏んだのか、この手紙をくれた読者(読者の会社)もお客様側も、わからないという。それゆえ、床面、面積、賃金率、清掃頻度の変更にあわせて段階的な価格上昇や価格調整をしてきた。この取引の逆行分析(リバース・エンジニアリング)は難しかろうし、実際そうする必要はない。こういう場合、あなたがこの契約を『再構築』して、新たな基準を決める絶好の機会であると捉えよう。以下に私の提案を記す。

  1. 現在の面積を再計測し、床の種類を記録すること。また、備え付けられたもの(トイレ、シンク、便器、シャワーヘッド)の数を確認すること。そうすることで業務を行う現場について知ることができる。
  2. 仕様を満たし求められる成果を出すため、行うべき業務と頻度(1年に何回か)を決めること。
  3. あなた自身の時間基準もしくは業界時間基準のいずれかに則り、各業務を行うのにかかる時間を設定すること。
    例:バックパック型マシンを使って1000平方フィートあたりXX分でカーペットのバキューム作業を行う。
  4. 仕様どおり業務を遂行するのに必要な、年間の総DLH(Direct Labor Hours/直接労働時間)を決めること。剥離/リコートもしくはカーペットケアなど、不定期の作業のことも忘れてはならない。この読者はデイポーターサービス*に一日6時間充てているとのこと。この作業も総計に加える必要がある。
    *ビーフューチャー注釈:デイポーターサービスとは、ビルがスムーズに運営されるために行う業務のこと。具体的には、ロビーのメンテナンス、共用部の清掃、トイレの管理、ゴミ対応、トイレ用度品の準備などが挙げられる。
  5. プロジェクトマネジャー、スーパーバイザー(監督者)、品質管理、その他裏方スタッフを含む管理職の年間総IDHL(Indirect Labor Hours/間接労働時間)を決めること。一人の人が他の業務も抱えている場合は、その人が当該業務に費やしている時間のみを割り振るようにすること。
  6. 過去の消費・消耗品の消費動向を確認した上で、あなたが使用する消費・消耗品の費用を算入すること。
  7. 一般管理費、保険、どこにも割り振れない出費や給付、その他の間接費、利益、この契約に関連するあらゆる追加経費を算入すること。最終的な数字が現在のあなたの現在の価格とつり合いが取れているかもしれないし、いないかもしれないので、最終的な数字を死守または交渉するための準備をしておくこと。他にも出来ることはたくさんあるかもしれないが、少なくともこれくらいは始めておくべきである。

===引用ここまで===